Archives for June 2017

アメリカの不動産関連詐欺事例

アメリカで行われている詐欺事例です。

1. 賃貸物件等でマーケットに出ている情報を、写真から内容までそっくり盗んで別のサイトに登録する。偽の情報だと分からないでアプリケーション費用や手付金等を先払いして被害に会ってしまう。お金を送って入居日に行ったら、既に正式な賃貸契約をした人が住んでいる。。。物件を見ないでお金を送る人にも問題が。

2. 不動産抵当物件やショートセール物件で長い間誰もいない物件を勝手に賃貸物件として出し、アプリケーション費用や手付金を受け取る。

3. タイトル会社から最終的な支払いメールであるように見せかけ、クロージング費用を盗み取る。間違った支払先にお金を送金してしまえばどうする事も出来ないので怖いです。タイトル会社からのメール・アドレス先と送金情報を確認する。

4. クロージングが終わってから、区役所等から物件登録がされていないので、登録費用を請求する手紙を受け取る。クロージング時には物件登録費用は支払っているので、この様な手紙を受け取る事はあり得ないが、心配な場合はタイトル会社に連絡してみる。

5. リアルターの会員だけですが、全米不動産協会等からメンバーシップ費用に関する手紙を受け取る。住所と支払先等を確認する。

6. 迷惑セール電話。最近は録音された内容が自動的に流れてきて、1番等を押したらセールスの会社に繋がるシステム。ただ、アメリカには”Do not call”リストに登録されている番号にかければ罰金がかかる制度があります。この間、マイアミに住んでいる人が自動電話で9600万回かけた事により1億2千万ドルの罰金になったそうです。