不動産仲介業者の手数料ルールの訴訟(売り手側が支払う手数料を売買両方の仲介業者で分ける事)を受けていた全米不動産業者協会は、和解案として8月17日から手数料の提示と物件広告を切り離す事と、買い手側の仲介業者は顧客と書面で契約する事を決めました。下記は売り手側と買い手側にとって主に変わる事項です。(8月1日現在)
売り手側:
買い手側への手数料はオプションとなります。ただ、買い手に手数料を支払う方が魅力的で有利になります。
買い手側への手数料の支払いは、売り主と金額又はパーセンテージ等、同意して書面にて明確にします。
買い手側への手数料の支払いは、MLS(リアルター専用のマーケティングサイト)で表示する事が出来ませんが、ソーシャルメディア、外部サイトや宣伝広告には表示が可能です。
買い手側のクロージングコストを援助する等はMLSに表記する事は出来ます。
買い手側:
物件内覧の前に仲介業者と正式な書面契約が必要となります。
不動産業者が受け取る手数料の額またはパーセンテージ等を具体的かつ明確にします。
手数料は客観的であり、売り手側が支払う金額に合わせる等の制限がない内容ではいけません。
仲介業者は、買い手との契約で合意した金額またはパーセンテージを超える報酬を受け取ることは禁止されています。
仲介手数料およびコミッションは完全に交渉可能であり、法律で定められていないことを記載する。
source from National Association of Realtor
Home Sellers: Here’s What the NAR Settlement Means for You and Homebuyers: Here’s What the NAR Settlement Means for You