コロナ感染者が増えているフロリダ州ですが、コロナ後の不動産業界の展望についての記事です。
1.ダウンタウンから郊外へ。近年、交通の便やレストラン街等が充実しているダウンタウンの生活が好まれる様になり、特に都会ではダウンタウンに高層マンションが建てられるようになりました。しかし、人との接触やエレベーター内の密室を避ける生活に変わった今、人とのスペースが十分に取れる郊外に人々は移り変わって行くと思われます。
2.賃貸の需要。給料の減少に加え銀行のファイナンスが厳しくなっていく中、暫くの間家の購入は出来なくなっていくと予想されます。
3.ビックサイズ・ホーム。コロナ前は、自分の好きなレストランやバー、映画館やジムを楽しみ、家は仕事や学校から帰ってきて寝るだけのスペースでした。ところが今は、そのような娯楽施設から遠のき家の中で楽しみ、加えて仕事の場所も新たに加わりました。
4.セカンドホーム。今回のコロナ騒動でニューヨークがロックダウンされた際、フロリダや他の州にセカンドホームがある人は直ぐに移った事でしょう。セカンドホームを持つ事は余分にお金がかかりますので一般的ではありませんが、今後セカンドホームの需要も高まっていくと予想されます。
5.リモート・ビジネス。今までのはエージェントとお客様が同じテーブルで商談をまとめ、契約書をつくっていましたが、これからはオンライン・サインが主流でクロージングもオンラインになっていくでしょう。ただし、物件内覧もバーチャル・ビューイングがポピュラーになっていますが、実際に物件を見たい人が殆どだと思いますので、急にバーチャル・ビューイングに変わって行くとは思えません。
Source from Orlando Sentinel