レンターズ・インシュランスとは、賃貸しているテナント用の保険です。
現在、多くのフロリダ住人は賃貸しています。
2004年に3つの大きなハリケーンが来る前のフロリダ住人の持ち家率は72%だったのが、
現在では、持ち家率は64%に下がっています。
ハリケーンの影響だけでなく、バブルが弾け多くの家が銀行抵当物件となったのも影響しています。
通常、家を購入されると火災保険を要求されますので、殆どの持ち家主は保険を持っています。
それに対し、保険の義務付けがないテナントは、保険を持たない人が多いです。
テナントが保険を持っているのは全米で約41%しかいないそうです。
レンターズ・インシュランスはそんなに高くなく、年間200ドル位です。
3階建てのアパートで、火事があれば繋がっている殆どのユニットに影響が出てきます。
賃貸物件持ち主の保険で建物は修理しますが、テナント所有の家具や洋服等はカバーされません。
もし、火事の原因がテナントの責任でしたら修理代も請求されます。
レンターズ・インシュランスではそれらが全てカバーされますので安心です。
最近、殆どのアパートではレンターズ・インシュランスが要求されるようになってきました。
弊社でも、テナント入居時にレンターズ・インシュランスの加入は必須です。
将来的には全てのテナントはレンターズ・インシュランスが義務付けられるようになるのではないでしょうか。