
6月1日からフロリダ州はハリケーンのシーズンが始まります。
ハリケーン被害にあった際に火災保険は重要なのですが、フロリダ州の5万軒以上の火災保険がキャンセルされたり再加入できないそうです。近年の火災保険料の高騰も気になっていましたが、火災保険に加入出来なくなると大変です。特に、屋根、電機システム、配管システム等がアップデートされていない古い家は、保険会社からキャンセルなどの通知が送られてくるそうです。
主な原因は、保険金請求コストの上昇、悪天候の頻度の増加、訴訟の増加、再保険費用の上昇等 – 保険会社がすべての保険金を支払うことを保証するために購入する保険料も高くなってしまい、結果多くの保険会社では負債額が増えている為。
保険会社からその様な手紙を受け取った方は、早めに次の保険会社を探さなければなりません。しかし、次の保険会社を探すのも保険料が高くなっていますので簡単ではありません。その様な方が最後に選ぶのがCitizens Property Insurance社です。この会社はフロリダ州が経営しており、キャンセルや再加入が出来なかった方を中心に加入者が急激に増えている保険会社です。ただ、被害補償額が低いので他の保険会社で探す事が出来なかった際の最後の砦として選んだ方が良さそうです。
*記事は5月18日、Orlando Sentinelからです。