2024年は住宅価格の中間値が過去最高の$395,000まで上昇したオーランドの不動産マーケットでした。今年1月の住宅価格中間値は$375,000ですが、去年の1月は$360,000で4.2%上昇、12月は$380,000だったので僅か1.3%下降。
住宅価格は順調に上昇していると言えますが、同時に物件在庫数も増えています。
2025年に入って1月は、物件在庫数が去年の1月より42.4%上昇、先月と比べても16.4%上昇で11,697戸とかなり増えています。これは2015年7月以来の最高記録です。
在庫数が増えているのに対し、家のセールスは僅か1,514戸でした。通常、1月の家のセールスはホリデーシーズンの影響で下がりますが、去年の1月より11.9%下降、先月と比べても29.7%下降と家のセールスが下がっています。
通常、不動産マーケットでは、4か月から6か月分の在庫数であれば需要と供給のバランスが取れた状況と言われています。供給月数は1月は7.73月で、去年の1月は4.78月でしたので61.6%も上昇しています。
この状況は、バイヤーにとって選択肢が増え、価格交渉も出来るので有利です。家の状態が良くなければ価格交渉してきますので、バイヤー達に気に入ってもらう為にもセラーは家を売る前に綺麗にして準備しておく事を勧めます。
Source from Orlando Regional Realtor Association